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自主制作映画団体です


by studio_yunfat
アフレコを8/1に行う。Mウィングの視聴覚室。なぜか別の団体が使っている。うちが予約したのに。
もちろん部屋を空けてもらう。

それはさておき、アフレコ。
20:00スタート。22:00に終了。

ナレーションの追加
一部台詞の再録

8mmフィルムで映画撮ってたころは45分の作品全部アフレコだったのだから、俺にとっては楽勝の仕事である。
しかし、芝居やってる人間には口にあわせて台詞をもう一度喋るというのは、奇妙な体験のようだ。
ま、いうまでもないが、黒沢映画も小津映画も昔の映画は全部アフレコである。笠智衆は小津に「君、アフレコだけはうまいねえ」と言われていたそうだ。

アフレコに慣れてくるとごまかしテクニックを身に付ける。喋り始めと喋り終わりさえあってれば監督をごかすことができるという技である。
ぶっちゃけ俺も時々つかった。
だが何本も映画を完成させた奴の目はごまかされない。俳優と監督の微妙な駆け引きが展開されるのがアフレコ現場だ。

「猫とり」の出演者たちはアフレコ初なのでそのような小ズルイテクニックは持っていない。

でもま、細かく切っていったので、さほど難しくもなく、アフレコ完了。

時間ぎりぎりで主題歌(ってほどでもないが)の収録も行う。
俺の映画で初めての主題歌だ!!

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さて編集。
アフレコのサウンドトラックを映像にかぶせる。
アフレコした箇所は効果音も消えるので、効果音も再録する。
といっても、台詞のない部分の絹ずれ音や足音、食器のカチャカチャ音は撮影時のをそのまま使う。

劇団から借りたサンプラーで効果音にエフェクトかけてイメージに近い音に変えたりもする。
アクション映画っぽく、多少わざとらしい、キュピーンとか、ブワッとかそういう効果音も付ける。
一部の台詞や効果音にはエコーをかけて、非現実的な音に仕立てる

そんなこんなで、ようやく効果音入れ、ほぼ完成。
あとは音楽・・・・
完成まであと一歩
# by studio_yunfat | 2006-08-07 21:34 | 猫とり名人
編集完了
いまのとこ総タイム 22分10秒
うえだ城下町映画祭(8月31日締め切り)の条件は「15分以上」なので、こちらはクリア
小津安二郎記念蓼科高原映画祭(9月10日締め切り)の条件は「20分以内」
まだ2分ちょい長い
エンドクレジット全部切っても、21分15秒
あと1分15秒も切れねーよ
そうはいっても心を鬼にして苦労したシーンを切らねばなるまい

とりあえずアフレコ

Mウィングの視聴覚室でやろうかなと思う
駐車場あるし、集まりもよさそう
10時撤収がちょいとネックで、一日で終わらんかも知れんが

アフレコ箇所
(1)村井宿で撮ったシーン
 名人 「では参りましょう」
 娘 「忠吉、ご案内してさしあげて」
 忠吉 「へい」

(2)名人がネズミの影に気付いた後の、母様、娘、忠吉、名人のからみ全部
 母 「ちゅちゅちゅちゅちゅちゅちゅちゅちゅ」
 娘 「ちゅちゅちゅちゅちゅ」
 名人 「それでは夜も更けてきましたしそろそろお暇させて」
・・・中略・・・
 名人 「およしなさいお嬢さん、所詮はネズミ、猫とりには敵いません」
 娘 「窮鼠猫を咬む」
 娘 「くくく」
 名人「ぐお」
 娘 「は・・・あああ!!」
 母 「ちゅーちゅーちゅー」

↑(ト書きないとバカみたい)

(3)名人モノローグ補足
 「私は文明の花開くこの明治の世で昔ながらの猫とりを続けております。そんな私の奇妙な体験をこれからお話いたしましょう」
 「忠吉について神社の境内に言ってみますと、なんとも言えない光景がとびこんできました」

(4)主題歌
 ねことり名人ねことりに
 にゃん にゃん にゃんにゃんにゃん
 ネズミにだまされねことりに
 にゃん にゃん にゃんにゃんにゃん
 手にする得物はカツオ節
 にゃん にゃん にゃんにゃかにゃんにゃんにゃん

とりあえず以上
# by studio_yunfat | 2006-07-25 23:33 | 猫とり名人

編集の日々

猫とり名人の編集状況

先週、5/27 最後のカット撮影(ネズミの娘の浴衣がカツオ節で切り裂かれるとこ)

5/28 テロップ撮影。
2~3時間で終わると思ったら・・・10時間たっても終わらなかった。
墨と筆で、書道6段(!!)のゆーすけに書いてもらったのだが、文字のバランスがうまくとれず(俺にはよくわからなかったが)書き直しにつぐ書き直し。ようやく書けたものも、切り貼り作業が必要で、2時から始めたテロップ造りは気が付くと夜12時近く・・・
さっさと撮って「嫌われ松子」を見に行こう計画は、崩れ去ったのであった。

でも、テロップはさすがいいデキで、映像と重ね合わせると、かなりいい雰囲気。
そのオーバーラップだが、Final Cutの様々な機能を試してなんとか成功。あの凄まじいソフトを独学で使いこなそうとする俺

編集の進捗

オープニングタイトル・・・・・10%
プロローグ・・・・・・・・・・・・・70%
娘登場・・・・・・・・・・・・・・・・80%
猫とり準備~神社への道・・50%
猫とり・・・・・・・・・・・・・・・・・・0%
娘再訪・・・・・・・・・・・・・・・・・80%
娘・母・名人(前)・・・・・・・・・0%
信長など・・・・・・・・・・・・・・・0%
娘・母・名人(後)・・・・・・・・・0%
エピローグ・・・・・・・・・・・・・・0%
エンドタイトル・・・・・・・・・・・0%

トータル20分に収めるにはまだまだ切らねばならない。
苦労して撮ったカットを切るのはつらい・・・
# by studio_yunfat | 2006-05-30 23:22 | 猫とり名人
猿ロマンのPV
ほぼ完成

プロトタイプを、ズバットくんに託し、ダメだしを待つ。
映像的にはスローモーかなぜかカクつく。レンダリング失敗?
それ以外は、ラストショット(38秒)の後半をセピアに変えようかな?
上記除けばパーフェクトなデキではないかと・・・

字幕には、前に「その悩み何バイト?」のためにネットで買ったフォントを使用。
太めの明朝体っぽいやつ。
いちお、自分の持ってるフォント全パターン使ったヤツも収録し、選んでもらおうかと。
文面もあれでいいのかなあ?
# by studio_yunfat | 2006-05-26 08:21 | 撮影日記■劇団ザ?猿ロマンPV
松本市内の劇団ザ?猿ロマンに依頼されたPV撮影を5/21(日)に行う

夏の公演・「チーム・ミーティング」で、演劇と一緒に映像を使うのだそうだ。どのように使うか、どんな映像なのかは秘密

スタジオゆんふぁの撮影でダイスケ氏やカトキチ氏を借りたりと少なからずの恩義のある劇団ゆえ、依頼は当然のごとく引き受けた。
しかし皆さん、当然のことながら芝居度胸があるというか、カメラの前で堂々と演技をなさる。
素晴らしいね
各々個性的だし

朝6時集合で、終了は16:00。
幸か不幸か快晴で、日差しが強すぎて明るさ調整に難儀したり、10時間ぶっとおしの外での撮影ですっかり日焼け。
1日でおよそ100カット撮った計算。

猿の座長の永高さんに頼んで、2m50くらいの脚立を持ってきてもらった。
その上にたっての俯瞰映像が面白くて面白くてこれでもかというほど多用した。
ちょっと怖かったけど、人手はたっぷりいたので脚立支えとかにも事欠かず、それ故の映像である。
他にも色々遊んだり、実験したりのカットも撮れて、さすがに少し疲れたけれど、楽しい撮影であった。


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猿ロマンの芝居はいつも面白いので、是非ともご覧になってください。
# by studio_yunfat | 2006-05-21 19:15 | 撮影日記■劇団ザ?猿ロマンPV